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Flutterエンジニアの市場価値は?2023年に向けたニーズ解説と将来性予測

作成日:2022/12/06 (火) TECH

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Flutterエンジニアの市場価値は?2023年に向けたニーズ解説と将来性予測

この数年で急激に注目度が高まっているFlutter。マルチプラットフォーム対応が当たり前の時代を目前に、開発元であるGoogle社が普及促進に注力していることもあり、特にスマホアプリケーション分野では新たなスタンダードになろうとしています。
今回はFlutterエンジニアや、今後のスキルアップにFlutterを検討されている方へ向け、2022年現在のフリーランスエンジニア市場におけるニーズの解説と、2022年末から2023年のFlutter開発案件の将来性について予想していきます。フリーランスFlutterエンジニアとして、是非キャリアアップの参考にしてみてください。

FlutterはGoogle社が提供するクロスプラットフォーム開発エンジン

Flutterとは、Google社が提供しているフレームワークです。
ひとつのコードで複数のアプリケーションが開発できることを目指して生まれました。Flutterでの開発は、同じくGoogle社独自の開発言語Dartが用いられ、AndroidはもちろんiOSやWEBアプリケーションへの対応もできるフレームワークであり、その開発効率の高さから人気を集めています。

スピードアップ & コストダウン。効率化を実現するFlutterの特徴と機能

いくつかあるフレームワークのなかでも、Flutterは効率的に素敵なUIのプロダクトを開発できるという点で人気を集めています。
代表的なFlutterの特徴と機能をご紹介します。

◆iOS / Android / Webアプリケーション用のコードを一気に出力

まずはなんといってもAndroid向けとiOS向けのアプリケーションを、一つのベースコードで作れるという点がFlutter最大の魅力です。いままではネイティブ言語であるJavaやKotlinを用いてAndroidアプリケーションを作成し、iOS用にはiOSのネイティブ言語であるObjective-CやSwiftでまたイチから作り上げる作業が必要でした。それがFlutter上で開発を行うことで、重複開発の必要がなくなり、更にWEBアプリケーションにまで展開することができるので、開発効率は桁違いです。

◆ホットリロード機能で、開発過程にリアルタイムでUI画面を確認

Flutterにはホットリロード機能が装備されており、書いたソースコードをその場でUIに反映させ確認することができます。今まではソースを書き換えてはビルドインを行い、アプリを再起動して確認するという面倒な作業が必要でしたが、この機能を用いることで確認作業にかかる手間と時間が一気に短縮できるのです。

フリーランスのFlutter開発案件の情報から見る、Flutterエンジニアの市場価値

これまでiOSとAndroidそれぞれのネイティブ環境で開発していたことから考えれば、Flutterの登場による効率化は革新的と言えるでしょう。では日本国内の開発現場では、Flutterエンジニアにはどれほどの市場価値があるのでしょうか?ギークスジョブが保有する案件情報をもとに、Flutter案件の報酬目安を確認していきます。


まず現在フリーランスで募集がかかっているFlutter開発案件を集めると、その報酬は[月額単価60〜110万円]の範囲内であることがわかります。
月額単価の最低値と最高値には50万円もの乖離がありますが、これは案件内容によってフリーランスエンジニアへ求められるスキルや経験が異なるためです。以下では月額単価別に、必要とされるスキルや経験を整理してみます。

月額単価:60〜69万円
1.iOS / Androidアプリ開発の実務経験2年以上
2.Flutterでのアプリ開発の実務経験1年以上
3.基本設計〜テストまで一貫した実務経験

月額単価:70〜99万円
上記に加え、
4.新規機能の企画・設計・実装(課金周り処理、ストア連携経験など)

月額単価:100万円以上
上記に加え、
5.英語力(英語のドキュメントを理解できるかどうか)
6.ライブラリ選定、保守性の高い設計がおこなえる
7.プロジェクトリードのご経験
8.サーバーサイドの開発経験
9.Webアプリケーションの開発経験
10.マネジメントのご経験
11.アーキテクト選定のご経験

※ギークスジョブ保有案件調べ

月額単価が上がるにつれ、新規の実装経験やそれに伴う技術選定、Flutter開発だけでなくシステム全体の知識や経験が求められています。つまりFlutterエンジニアの募集ではあるものの、システム全体への影響を考慮した開発や、今後の保守改修に関する視点を大切にした実装を行えるエンジニア、より良いサービスづくりのために知識、経験をアウトプットできるIT人材を期待しているようです。


また裏を返せば、Flutterエンジニアとしてのキャリアアップを目指すなら、上記の項目に当てはまる実務経験を積むと良い、と言い換えることもできます。例えば、「4.新機能の企画・設計・実装」や「6.ライブラリ選定、保守性の高い設計」などは、いま参画中のアプリ開発案件の現場でも、十分に取り組める余地があるのではないでしょうか。スキルアップのための独学はもちろん大切ですが、参画中の開発案件のなかで新しい経験を積み上げていくことも、フリーランスのキャリアアップの一つの方法であり、報酬アップの近道です。

開発環境のスタンダードになりえる、Flutterの将来性は明るい

これからのデジタル社会では、マルチデバイスやクロスプラットフォーム環境がますます浸透していくことが考えられます。PC、スマートフォンはもちろん、ゲーム機やIoTデバイスなどを含めた複数のプラットフォームデバイスで、同じアプリケーションを使うことが当たり前になるとき、開発現場には各デバイス上でのユーザビリティを保ちつつ、開発コストを抑えながら、よりスピード感を持った開発が求められるでしょう。こうしたビジネス的視点で考えても、各プラットフォームに合わせてそれぞれのネイティブ環境で開発を行うよりも、Flutterを活用し効率化を進める案件が増えそうです。

この予想を裏付けるように2021年のGoogle I/Oのイベントでは、Flutterを使って作られたアプリがすでに20万個以上Playストアにあることを指摘しました。そのイベントからわずか6ヶ月余りで、Flutterアプリの数はほぼ倍増し、現在375,000以上のFlutterアプリがPlayストアに登録されていることが発表されています。(※1)


またStack Overflow社の2021年の調査によれば、「Loved Language」の比率が高い言語としてSwiftやKotlinを抑えてDartが7位にランクインしていることから、ここ数年での人気の高まりがわかります。(※2)

そして2022年8月には「Flutter3.3」が発表されました。
Google社のDart・FlutterテクニカルプログラムマネージャーであるKevin Jamaul Chisholm氏が「Published in Flutter」にて発信した内容によると、Flutterのウェブ、デスクトップ、テキスト処理のパフォーマンスなど、多くの改善がこのアップデートで行われました。Google社がFlutterの普及に注力している点でも、将来性がある技術分野であると十分に期待できます。(※3)

Flutter開発案件ならギークスジョブへご相談ください

Flutterは2018年にリリースしたばかりのまだ新しい技術ですが、特にここ数年で注目度が高まっています。これまでスマホアプリ開発を行っていたエンジニアなら、今後のキャリアプランとしてFlutterはぜひ取り入れたいスキルと言えるでしょう。
まだ日本ではFlutterを導入している企業は多くないですが、ギークスジョブへFlutterエンジニアのフリーランス人材を求める企業の声が続々と集まってきております。いまより成長できる作業内容を求めている方、より好条件の案件を探している方は、まずは無料登録をお待ちしております。理想の働き方が実現できるよう、案件探しからサポートいたします。

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参考サイト

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