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【体験談あり】フリーランスエンジニアの賃貸契約、スムーズな手続きのポイントは?

作成日:2023/03/08 (水) フリーランス

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【体験談あり】フリーランスエンジニアの賃貸契約、スムーズな手続きのポイントは?

「フリーランスは賃貸物件の契約が難しい」という通説を耳にしていませんか? また「フリーランス1年目では特に審査が厳しいから、会社員に務めているうちに契約したほうが良い」とアドバイスされた方も多いかもしれません。


しかしながらコロナ禍をきっかけに在宅ワークが増え、集中できる作業スペースが確保するできる物件へ、引っ越しを検討されている方も多いことかと思います。この記事では、独立1年目のフリーランスエンジニアの実体験を参考に、フリーランスの賃貸契約の実態やスムーズな手続きを行うポイントを解説していきます。


※本記事は2023年3月8日時点の内容です

“フリーランス” の肩書きは、賃貸契約で不利になる?

「フリーランスは物件オーナーからの印象が悪い」
「家賃の数ヶ月分の貯蓄が無ければ審査は通らない」
「保証人を必ず立てなければいけない」

フリーランスとして引越しを検討しているエンジニアの方は、このような噂を聞いたことがあるのではないでしょうか?結論を言うと、”フリーランス”としての肩書きだけで、賃貸審査に簡単に落とされてしまうケースは少なくなってきています。大きな理由の一つとして、近年フリーランスとしての働き方が世の中に受け入れられていることが挙げられます。


2020年のコロナ禍以前では、エンジニアがフリーランスや個人事業主として働くケースは今ほど一般的ではなく、またフリーランスという言葉自体も浸透していませんでした。

そのため
「フリーランスは収入が安定していない商売」
「会社に守られていない分、脆い働き方である」
「事業の実態が分からない」
など、マイナスのイメージを持っている方も少なからず存在していました。


ですから、”フリーランス”の肩書きだけで賃貸審査が不利になってしまうケースも散見されていたことは事実です。

しかし、世の中の風向きがコロナ禍によって変わって以降は、フリーランスエンジニアが市場で受け入れられることも多くなり、”安定しない働き方”というマイナスイメージが先行している状況は徐々に払拭されつつあります。


一方で、フリーランスの全てのエンジニアが賃貸審査で受け入れられるかと言えば、そうとも限りません。会社員と比較すれば、収入が不安定だと判断されてしまう可能性は十分にあります。


ここからは、フリーランスエンジニアが賃貸審査で気を付けなければいけないポイントを事例付きで解説していきます。

フリーランスエンジニアの賃貸審査に必要な提出書類

賃貸物件を借りるとき、不動産業者からは直近の収入を証明する書類の提出を求められます。フリーランスが用意できる公的書類としては、以下4点のうちのいずれかになるでしょう。


1:住民税の課税証明書、または納税証明書
2:所得税の納税証明書
3:確定申告書の控え
4:預貯金の通帳の控え


納税証明書及び確定申告書については、2期分以上用意できると比較的審査に通りやすくなる傾向があるようです。


フリーランス1年目でまだ確定申告や納税時期を迎えておらず、上記の書類が用意できない場合には、以下のコピーなどを参考書類として提出すると良いでしょう。


・銀行口座の入金履歴
・支払調書や支払明細


フリーランスエンジニア賃貸審査、体験談インタビュー

ギークスジョブ経由で参画しているフリーランスエンジニアに、賃貸審査の体験談を伺いました。

フリーランスエンジニア賃貸審査、体験談インタビューの画像

インタビュー回答者:フリーランスエンジニアMさん
( メインスキルJava / 33歳 / フリーランス歴6ヶ月 / 月額報酬65万円)

Q, 物件探しのこだわりは?

A, 仕事部屋が確保できる間取りと広さを重視しました。
リモートで作業をすることが多く、仕事部屋がしっかり確保できる快適な物件を探していました。某大手賃貸物件紹介サイトにて目的に叶う新築2LDKの物件が見つかりすぐに内見の申し込み。内見当日にそのまま不動産業者にて申し込みを行い、翌日に審査が通りました。

Q, 心掛けたことは?

A, 社会人としてのマナーを大切に対応しました。
不安要素となり得る懸念事項は予め伝えるようにしていました。
例えば、フリーランスとして独立してまだ日が浅いこと、報酬を証明できる書類が限られていること(まだ確定申告書などが無い)など。見込み収入は自己申告制でしたが、記載内容は盛らずに事実を全て伝えるようにしました。


普段から派手な格好をすることは無いため、身なりに関しては特別気を遣うようなことはしなかったです。また、不動産会社との打ち合わせ時間や、電話連絡、提出書類などの期日は遅れることが無いように対応しました。


審査のために特別心掛けたようなことは無く、当たり前のことを当たり前にやった、という感覚です。

Q, 提出した収入証明書類は?

A, 収入証明や入金記録のコピーを提出しました。
不動産会社からは下記3点のうちいずれかの提出を求められました。


・源泉徴収票
・収入証明書(支払明細書)3ヶ月分
・課税証明書


このうち、私からは収入証明書(支払明細書)3ヶ月分を提出しています。


また、ギークスジョブ経由で参画している案件以外にも、個人の繋がりで契約しているクライアントが数件あります。
クライアントから支払い明細書は交付されないため、口座入金記録のコピーを別途提出しました。


問い合わせの段階で、確定申告書や課税証明書がまだ無いことを伝えていたため、提出書類に関する段取りはスムーズに済みました。

Q, 審査フローで苦労した面は?

A, 特にありません。むしろフリーの特権を実感しました。
大手ハウスメーカーが管理する物件の管理会社であるため審査がやや厳しいと言われておりましたが、結果的には問題なくスムーズに契約まで持っていくことができました。連帯保証人も立てる必要はありませんでした。


また、正社員として勤務していた場合、基本的には平日の日中時間はどうしても業務に縛られてしまうことが多いと思います。現在私が参画している案件はSESという契約形態であり、稼働時間の決まりはあるものの、比較的自由な働き方を許してくれる会社です。引越しの手続きや準備で対応しなければいけない場合に時間の融通を利かせられたのは、フリーランスならではの特権だったと思います。

フリーランスが賃貸の審査に落ちやすくなるNG行動

Mさんはスムーズな賃貸契約ができたようですが、収入や資産を証明する書類を提出しても、審査落ちしてしまうケースも見受けられます。ここではフリーランスが賃貸の審査に落ちてしまう原因を考えてみましょう。

・経費を多く計上しすぎて、所得額が低くなっている

フリーランスの賃貸審査では、収入や売上の額面以外に、所得額をチェックされる場合があります。フリーランスの一般的な節税対策として、経費計上をしっかり行って課税所得を減らすということは皆さん行っているかと思いますが、やりすぎには注意です。収入や売上があっても、その多くが経費として使われていると、事業経営が行き詰まっていると読まれてしまいます。家賃滞納のリスクが高いと判断され、審査に落ちる原因になりえます。

・外見や振る舞いが、社会常識から逸脱している

もちろん好きなファッションを楽しんだり、自由でいられることは、フリーランスのメリットです。ただし社会的な常識から逸脱すると、とたんに社会の評価は厳しくなります。特に清潔感がない見た目や、相手が失礼だと感じる態度、突然の音信不通など、社会人としてのマナーに外れる言動は、賃貸の審査に影響するでしょう。

・家賃を滞納した履歴がある

家賃保証会社をつけての賃貸契約では、家賃を滞納すると「滞納記録」として履歴が残ってしまいます。手続きのズレや手違いでの1〜2日程度の遅れはそれほど問題にならないとされていますが、何度も起こっている場合はその限りではありません。延滞記録は保証会社のネットワークで共有されるため、ほかの保証会社でも賃貸審査が通らない原因になります。

・月によって収入額の変動が激しい

短期や単発の案件を中心とした受注で、月々の収入額が安定しない状況では、家賃滞納の危険が高いと判断され審査落ちする原因になるでしょう。まずは安定した仕事と収入を得ることが先決です。

賃貸審査に通りやすくなる、フリーランスエージェントを活用しよう

フリーランスが賃貸審査に通るには、まず安定した月々の収入が必要でしょう。もし毎月の収入が不安定になりやすいとお悩みの場合には、フリーランス専門エージェントへ登録し、案件の紹介を受けることをおすすめします。


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